ご存知、主人公の桜木花道くんは1年7組なんです。高校のクラス数は5~10なので普通という感じですよね。休み時間にビスケットを食べるシーンが出てきます。でもよく見てください。時計は16時50分になてます…ご存知、主人公の桜木花道くんは1年7組なんです。高校のクラス数は5~10なので普通という感じですよね。休み時間にビスケットを食べるシーンが出てきます。でもよく見てください。時計は16時50分になてますよ。おかしいですよね。高校だとその時間は放課後のはずですし、放課後にしては生徒が大勢いるんです。
これは僕的に伏線だと思うんです。殺人が起きたときのトリックとして使われる予定だった。が、殺人事件が起きなかったと考えたら辻褄が合います。
スラムダンクにはもう1つヤバいことがあります。赤木晴子がヤバい女なんです。初対面の桜木花道にいきなり「バスケットは好きですか」と声をかけたと思ったら、腕の筋肉を触ります。ここまでならわかりますよ。まだ現実味があるのですが、赤木晴子は足も触るんですよね。これってセクハラですよね。
スラムダンクって第一話のタイトル「天才バスケットマン誕生!?」ですけど「天才セクハラ女子高生誕生!?」に変えたほうがいいくらいです。展開▼
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幽遊白書というのはですね、週刊少年ジャンプの大ヒット漫画の1つとされているんですが、それまでのジャンプになかった画期的な要素があるんですよね。それが探偵の要素です。
幽遊白書では主人公の浦飯幽助が…幽遊白書というのはですね、週刊少年ジャンプの大ヒット漫画の1つとされているんですが、それまでのジャンプになかった画期的な要素があるんですよね。それが探偵の要素です。
幽遊白書では主人公の浦飯幽助が霊界探偵として活躍するんです。それまで探偵モノで大ヒットというのはジャンプになかった。少年探偵Qは1998年ですし、人形草紙あやつり左近は1995年、草薙葵は1996年ですから。まぁ、僕の知らないところで探偵モノの漫画はあったのかもしれませんが、ジャンプで大ヒットという条件なら幽遊白書が最初ではないかと思いますね。
ジャンプ作品で言うと、ドラゴンボールの天下一武道会と、幽遊白書の暗黒武術会が比較されることがありますが、この2つはまったく違うんですね。天下一武道会のほうは、もともとがお祭りですから、会場の外には出店も出ているし、試合も少年の部と大人の部に分かれていました。言っちゃえば、町内会のこども相撲大会みたいなノリなわけです。
いっぽう暗黒武術会は大金持ちが5人の妖怪を戦わせる悪趣味な大会ですね。これは古代ローマのコロッセオに近いものがあります。コロッセオというのは円形の闘技場ですね。事実は知りませんが、大富豪が見世物を観戦するために作られたとする説がありますよね。ライオンと奴隷を戦わせて喜んでいたなんて話もあります。暗黒武術会は相手選手の死亡が認められているんですよね。天下一武道会では死亡させると即失格になりますので、やっぱり戦いに対する重みは違ってきますよね。
少し話が変わりますが、幽遊白書のアニメ版には「伊達にあの世は見てねぇぜ!」という有名フレーズがあるんですよ。次回予告のときに流れたり、ゲームの中でも使われていました。
当時の子どもたち、おそらくですけれど「伊達にあの世は見てねぇぜ!」の意味を理解していなかったと思いますね。とくに小学校低学年くらいだと、伊達に(だてに)という言葉の意味がわからないと思うんですよ。
それに文法的にも難しい。浦飯幽助は一度は死んでいますから、あの世を見たわけですよね。あの世を見たのに「見てねぇぜ」と否定している。伊達に(だてに)を使った表現を知らなければ意味がわからないんじゃないかと。だから僕としては「俺はあの世を見てきてるからな!」みたいにわかりやすいフレーズのほうが子どもたちが真似しやすかったと思いますね。展開▼
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今日はドラゴンボールについて書いてみたいと思うんですけど。ドラゴンボールの凄みっていうのは全42巻の巻数にあわれてますよね。
日本のコミックで言えば、ジョジョの奇妙な冒険なんかで言うとシリーズで1…今日はドラゴンボールについて書いてみたいと思うんですけど。ドラゴンボールの凄みっていうのは全42巻の巻数にあわれてますよね。
日本のコミックで言えば、ジョジョの奇妙な冒険なんかで言うとシリーズで100巻以上ありますし、ワンピースやコナンも100巻以上ですね。NARUTOは72巻、キン肉マンは89巻というわけなんですけど。そういう視点で見るとドラゴンボールは短いなぁと思うわけです。
それでいて敵キャラがハッキリしている。ワンピースの敵キャラって聞かれたときにたくさんいますよね。第10巻まで見ても、アルビダ、斧手のモーガン、道化のバギー、百計のクロ、ドンクリーク、アーロン、スモーカーですから7名も名前が挙がります。○○編として区切りの入るボスクラスだけでも5名はいますよね。
いっぽうドラゴンボールはと言うと17巻から35巻までの間のボスはフリーザとセルだけなんですよ。ボスが少なくても漫画が成り立つのがドラゴンボールの凄みの1つだと僕は思ってますね。
この全42巻っていうのは日本では『ドラゴンボール』という漫画なんですが、北米/英語圏だと違う扱いなんですよ。1巻~16巻までを『ドラゴンボール』として発売し、17巻~42巻を『ドラゴンボールZ』として発売してます。
この分けかたは、まぁ、少年時代の悟空、大人になった悟空という分類であって、正しいんですけれど。僕的には違った分類もできるんじゃないかと思ってますね。初年期~ナメック星の終了までの前編と、その後からブウ編のラストまでを描いた後編。
前編と後編では物語の根幹が違うんですよ。前編はドラゴンボールが軸なんです。玉を探して集めることだったり、悪いやつに願いを叶えられないように玉を奪い合うことが根幹にある。後編になるとドラゴンボールは道具として描かれるようになります。物語の主軸は敵を倒すことであって、セルもブウもドラゴンボールを狙っているわけではありませんから。
一応、アニメオリジナルではありますが、ドラゴンボールGTではボールを根幹にした物語に戻りますから、僕はその点に関してはドラゴンボールGTもとても素晴らしい作品だと思いますね。展開▼
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第一話
五条と虎杖の2人、暗めの部屋にいるんですが、部屋中にフダが貼ってあるんですよ。細かくチェックしたんですけど、ドアが見つからないんですよね。どこから入ったかわからないようになってました。で、フ…第一話
五条と虎杖の2人、暗めの部屋にいるんですが、部屋中にフダが貼ってあるんですよ。細かくチェックしたんですけど、ドアが見つからないんですよね。どこから入ったかわからないようになってました。で、フダは途切れずに貼ってあるので、ドアを閉めてから貼ったと思うんです。
虎杖が気絶している間に、五条が貼ったってことですよね。両面テープだと思います?
ニトムズか、スリーエムジャパンか、ゴリラ両面テープか。メーカーが気になりますよね。僕はニチバンかなって思ってます。五条悟ってニチバンのこと好きそうじゃないですか。ニチバンが出してる両面テープはナイスタックですね。
両面テープって剥がしやすさが大事じゃないですか。少なくとも、五条悟が気軽にペタペタ貼れる粘着力なんです。もし強力なタイプを使ってしまったら、引っ越しのとき困りますし。フダを剥がそうとして壁紙が剥がれちゃって大家さんに請求されますよ。
さすが五条悟。フダの角度を見てくださいよ。完璧に水平が取れてるんですよ。
となると、一発で貼れたのか、斜めになって貼り直してるのか。一発で貼ってて欲しいですね。五条悟の貼り直しなんて見たくないですもん。展開▼
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僕は、WORKINGに出てくる店長の白藤杏子さんみたいな働き方に、すごく憧れます。
今、広告代理店で営業をしているんですけど、いかにうまく力を抜くかが大事だと思っています。真面目にやりすぎて、ノル…僕は、WORKINGに出てくる店長の白藤杏子さんみたいな働き方に、すごく憧れます。
今、広告代理店で営業をしているんですけど、いかにうまく力を抜くかが大事だと思っています。真面目にやりすぎて、ノルマに押しつぶされちゃうのは、ちょっと違うのかなって。正論とか理想論ばっかり言う先輩は、正直ちょっと苦手ですね。少し引いた視点で物事を見ていた方が、何かミスがあった時も対応しやすい気がします。
どうしてこういう考え方になったのかなって思うと、やっぱり昔サッカー部でレギュラーになれなかった経験が大きいのかもしれません。
最初から本気を出さなければ、心に余裕が持てるんです。でも、もし本気でやってダメだった時、たぶん僕は潰れてしまうと思います。だから、いつも良い感じに力を抜いている杏子さんの姿に、共感するのかもしれません。展開▼
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暁佳奈先生が紡いだ美しき物語。原作は三巻の本と、一冊の外伝に綴られています。私が触れたのは、2018年に放送されたアニメシリーズでした。
物語の舞台は、大戦の火がいまだ残る土地。主人公は、かつて…暁佳奈先生が紡いだ美しき物語。原作は三巻の本と、一冊の外伝に綴られています。私が触れたのは、2018年に放送されたアニメシリーズでした。
物語の舞台は、大戦の火がいまだ残る土地。主人公は、かつて戦場で「武器」そのものとして扱われ、「戦闘人形」と呼ばれた少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。彼女は両腕を失い、今は郵便社に身を置きます。「自動手記人形」として、人の想いを言葉に綴る日々の中、彼女の凍てついていた何かが、静かに目覚めてゆくのです。
その軌跡を追ううち、幾度となく涙が出ました。
戦火の記憶が冷めやらぬ世界で、人々が交わす言葉は、あまりに繊細なガラス細工のよう。けれどヴァイオレットは「心」を知りません。ただ戦うためだけに適応した彼女の魂は、空っぽなのです。ゆえに、彼女にとって唯一の光であった少佐が最期に残した「愛してる」という言葉の意味を、彼女は理解せずにいました。
自動手記人形の務めとは、依頼主の心の奥深く、言葉にならない想いをすくい上げ、それを言葉へと変えること。面と向かっては伝えられぬこと、胸の底に沈めた真実が、手紙を経て、大切な人へと届けられるのです。答えの見つからぬ「愛」とは何か。深い問いを抱え、彼女は人々の心に触れ続けます。
彼女の綴る言葉が、誰かの救いとなる様子は、心を揺さぶります。それは、人が幸福に生きるという、複雑な寄木細工の、失われたひとかけらのようでした。
私自身、長らく同じ業種で働いてきました。仕事のコツや配分、手の抜き方もわかっています。ともすれば、世間からの評価や対価にばかり気を取られがちです。 けれど、今も昔も変わらず、ふとした縁に心が躍る瞬間があります。何も知らない相手と心が通じ合ったと思える瞬間。そこに喜びを感じます。
どのような仕事であれ、人が人のために何かをする所業の中に、「愛」のかけらが息づいているのかもしれません。展開▼
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